何も考えないでオーケストラでも鑑賞に行きたいものです。僕ならこうするねリライト-009

何も考えないでオーケストラでも鑑賞に行きたいものです。僕ならこうするねリライト-009

クラシックを楽しもう。

■2013年12月12日の4コマより

僕ならこうするね。20191127映画鑑賞が趣味の僕ですが、ミュージカルやクラシックコンサートの鑑賞も好きです。そういえば2013年当時は、テレビや映画で流行した「のだめカンタービレ」の影響でクラシック鑑賞に興味を持つ方が増えていたようですが、今やすっかり元の状態に戻ってしまいました。少し前まではニュースでワンコインコンサートや寝ながら楽しむコンサート、子どものためのコンサートや出入り自由なコンサート等、いろいろな企画が紹介されていたものですが。

まぁ、日頃はパソコンで酷使している目を使わずに楽しめるクラシックコンサートは、ゆったりとした気持ちになれて息抜きになります。なかなか自分好みの演目のコンサートを見つけるのは難しいものですけど。個人的にはモーツァルトやショパン、ベートーヴェンといった王道のクラシックが好きなのですが、最近ではラフマニノフやスクリャービンといったの近代音楽の演奏会の方が人気のように感じます。

しかし、オーケストラやクラシックコンサートは演奏される曲目が同じでも指揮者や演奏者によって表現が異なりますので何度聴いても飽きはきません。まぁ、疲れていると眠くなる時はありますが。

やはり演奏家や表現方法で好き嫌いがでるのでしょう。ちなみに、僕が今までで一番感動できたのは「ストラディヴァリウス・サミット・コンサート 2009」(10年前だな)ですね。公演を知ったときには県内で行われるコンサート当日で開演時間に間に合わず、翌日に長崎のアルカスSASEBOまで聴きに行ったのですが、本当に遠出してでも聞けて良かったです。はい、CDも買いました。

そうそう最近はコンサートで「ブラボー」と立ち上がる人が減ったそうです。

本当に思わず声が出たというのであれば良いのですが、テレビが放送されていた当時は我先に「ブラボー」と叫び拍手をしようと身構えている姿が結構見受けられたものです。いや、別に演奏の質が落ちたとかいう話ではありません。そもそも楽しみ方は自由ですし、自然と鑑賞のマナーが定着してきているのでしょう。

ただ、感嘆の声と感動からの拍手は歓迎ですが、自己アピールのための演奏終了後の作業では興覚めです。

僕が聞いた話では、ドラマが放送されていた頃はピアノ教室の発表会でも「ブラボー」という言葉が飛び交っていたのだとか。きっとこれは親御さんからお子さんへのエールなのでしょう。

今になって考えてみれば、これもクラシックの楽しみ方の一つかも知れません。堅苦しいばかりではクラシックの敷居は高くなってしまいますし、本格的な演奏会を趣味で聴きに来ては駄目なんてことになったら寂しいものです。やはり、音楽業界も支えるファン層を育てていかないと衰退していくばかりなのですから、いろいろなコンサートを企画してもっと宣伝してもらいたいものです。

今だからこそクラシックコンサートの常識から少し外れた企画が必要なんだと思います。

先日、ベートーヴェンの熱情を聞けるという事だったのでピアノコンサートへ行ってきましたが、ヘタレである僕は今迄に一度も「ブラボー」とは言ったことが無い人なのでした。人の目が気になるようでは僕もまだまだですね。

いやはや。。

 
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