■ご馳走といえば皆んながステーキという時代がありました。
ドラマ「電影少女2018」では某立って食べるステーキ店での食事シーンがありましたが、放送期間が2018年1月から4月だったのでわずか２年足らずでお店の評判や印象が随分と変わってしまった気がします。
まぁ、僕も立って食べるというシチュエーションは気になりましたが、聞くところによるとステーキは300gからの注文らしくとても食べきれる気がしないので結局は行けないままになっています。あんまり食べ過ぎると胃もたれしてしまいますし、個人的には外食をするならステーキハウスの落ち着いた雰囲気の中で良い肉を少しだけ食べたい派ですしね。仮にお腹いっぱいステーキを食べたいならお肉を買ってきて家で焼いて食べます。
しかし、本当に「お肉好き」という方は多いみたいです。
最近では、牛角の「焼肉1ヶ月食べ放題定額パス」が瞬殺で販売中止になるというニュースがありました。何でも最短3日(3回の来店)で元が取れるという事なのですが、お腹一杯にお肉を食べたい人にはぴったりの企画だったと思います。ただ、こういう企画って日頃から外食に行き慣れている方へのものなんですよね。僕みたいに一人ではお店に入らない人間にとっては月に３回だとしても元を取れる気がしないです。
そう言えば、日本ハムが2020年3月から大豆たんぱくを使用した肉を使わないハム、ソーセージ、ミートボール、ハンバーグ、カレー等の商品が販売するそうです。健康志向の高まる中、ご家庭での食事にこういった選択肢もありかなと思います。
既にアメリカをはじめとする海外ではフェイクミート食品はベジタリアンの方を中心にちょっとしたブームらしいのですが、わざわざ肉に形成した野菜を食べるという行為も確かに面白そうで興味を惹かれる点もブームになった理由の一つなのでしょう。
ここでは関係のない話ですが、2018年9月の報道では日本の研究者により植物も”痛み”を感じているという可能性がある事を示唆されました。ちょっと気になるニュースですが、やはり食には感謝なの気持ちが大事なのです。
■肉の品質と焼き方を理解して最高に自分好みのステーキを見つけよう！
ステーキが好きだという方の中には銘柄以外に品質や焼き方にこだわりがある方もいる事でしょう。
まず、品質についてですが「A5ランク」といった言葉を目にする事が多いと思います。中には1切れ10万円もするブランド牛A5ランクのステーキもあるそうです。
このランクの決定には歩留等級(ぶどまりとうきゅう)と言われる一頭あたりから取れる肉の量をA～Cの3段階に分類されたものと5段階の肉質等級(霜降り状態や色沢、肉の締りやキメ具合等)をそれぞれ縦軸、横軸にした15段階に分類されています。霜降りはしつこく感じて苦手という人もいますし、最近では赤身のステーキも柔らかくて人気らしいですから品質は好みのお肉を見つけるための指標と考えた方が良さそうですね。
また、脂質の良い牛肉は軽く炙るだけでもしっとりととろける口当たりになりますので、焼き具合も合わせてこだわってみてはいかがでしょうか？
一般的なステーキの焼き方と言えば、レア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンあたりです。僕の好みはミディアムレアなのですが、皆さんはどうですか？あまり使われていませんが、ステーキの焼き方には全く火の通っていない状態の「ロー」から赤身の部分と肉汁が無く完全に火の通った「ヴェリーウェルダン」までの10段階あります。それぞれの名称は次の通りです。
1)ロー
2)ブルー
3)ブルーレア
4)レア
5)ミディアムレア
6)ミディアム
7)ミディアムウェル
8)ウェル
9)ウェルダン
10)ヴェリーウェルダン
調べてみると僕自身も聞いたことすらない焼き方がありました。ただ、多くのステーキハウスでは注文より少しだけ余計に火を通している様ですので注文通りの焼き具合にはなかなか出合えません。しかし、ミディアムの注文に出てきたステーキがミディアムウェルだったとしても気にする方も少ないでしょう。
ちなみに、僕はレアを注文して中が冷たかったので焼き直してもらった経験があります。
素人考えですが、レアとは中心部に生の状態が残るものの「ほんのり温かみがある」ものだと思ってました。しかし、中心が解凍したての肉みたいに冷たいままの赤身だったので焼き直してもらったつもりですが、そのステーキはあてつけのように赤みが無くなるまでがっつり焼かれて出てきました。まぁ、美味しかったですが。
そのつもりはなくともシェフの気を悪くさせてしまったかも知れないと思い、それ以来ステーキハウスで焼き方を聞かれた場合はミディアムレアと言うようにしています。
まぁ、頻繁にステーキを食べる機会はありませんが、たまに出会う一口目で完璧な好みのお肉を味わった時には幸せを感じるものなのです。人を良くすると書いて「食」とはよく言ったものですね。
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