■自分や企業の噂が気になってつい検索してしまうエゴサーチに思う。
WEBに関する仕事をしていると定期的に「サジェスト(入力補助ワードを消すには?」、「Googleのクチコミを消すには?」、「口コミサイトの書き込みを消させたい」といった相談があります。そういった相談をしてこられる方はつい自分や会社の書き込みが気になって調べてしまうんだとか。
でも書き込みを見てしまうと今度は気になってしまって頭から離れず、中には「一つ残らずネガティブな書き込みは消したい」という思いに縛られてしまう神経質な方も少なくありません。
実のところ、ネガティブな書き込みには炎上しやすく取り除いた方が良いものとほおっておいても問題ないものに分類できるのですがそれはまた別の機会にご紹介する事にしましょう。
まず、費用をかけてでもすぐに消したいというのであれば弁護士や業者を紹介しています。しかし、多少の時間や手間がかかっても良いとなると意外でしょうがまずは自分で対応する事をお勧めします。
さすがにこの記事内で細かな作業手順まで書けませんので今回はポイントだけお話しします。
■過去に出たネガティブなワードでもずっと残ってしまう検索サジェスト
まずは、悪意のあるサジェスト(入力補助)についてです。参考例:Google
まぁ、上記の依頼方法では「消えれば儲けもの」という程度の認識でよいと思います。
正直なところ僕自身は別の方法で消しているのでここを使った事はありません。これだけで削除できたという事例もあるのでここで成功すればかなり楽ですね。いつから追加された機能なのかも記憶にありませんが、ここだけの話、フォームに第三者が送信できなくなったから追加されたんではないかと思ってます。
チェックを入れて送信するだけの簡単な仕様みたいです。
■なぜかあまり知られていない削除依頼等に関する問い合わせフォームの存在
では、上記の方法で悪意あるサジェスト(入力補助)が消えなかった場合は諦めるのかというと基本的にGoogleやYahoo!には本人もしくは弁護資格を持つものによる依頼フォームがありますのでそちらを利用すれば今現在かなりの検索回数がある状況でない限りはほぼ削除されると思います。
2019年10月現在第三者でもYahoo!のフォームから削除依頼を出す事は可能ですが、Googleは送信者が本人か弁護資格のあるものという指定がされているみたいです。なお、削除される場合はいずれも2~3日で検索に出てこなくなります。
難易度としてはYahooの方が個人の申請でも十分消えやすいイメージですね。
案外と検索エンジンの規約を見ておらずフォームの存在を知らない企業様も多い様です。いきなり業者依頼された場合、僕が見た中では見積もりが100万円を超えるものもありましたので相場を知る上でも相見積もりを取る事をお勧めします。
まぁ、本人(※)→弁護士→業者の順(右ほど高額費用)で実施すれば悪意あるサジェスト(入力補助)はだいたい消せるでしょう。※場合によってはWEBコンサルのチェックの元で送信した方が安心かも知れません。
では次にと言いたいところですが、長くなりましたので更新へ続くのでした。