■Windows7終了の時期にインターネットの環境も変わってくる?
2020年1月14日にWindows7の延長サポートが終了されますが、皆さんの対策は万全ですか?
もちろんサポート終了になってもそのままパソコンをお使い頂けますが、Microsoftからのセキュリティ更新プログラムの提供がされなくなります。やはり、安全面を考えるとそのまま使い続けるというわけにはいかなそうです。
また、独自ドメインのWEBサイトではSSL認証のアドレスへの移行が進んでいます。
今までも検索において「https」のホームページを優遇する方へと向かっていましたがGoogleChromeブラウザにて「http」のアドレスを12月から3月にかけて段階的にブロックしていくというアナウンスをしたため加速が進んでます。現段階ではブロックも完全に表示されないのかサイト内が混合している作りのものだけがブロックされるのか両方の情報が出回っており正確な情報は分かっていません。
この件でWEBサイトを運営されている方が警戒しているのが2020年2月です。
各ドメインやサーバーを提供している企業のメルマガにも「ホームページが見られなくなるかも知れません」と「かも」が付いているもののアナウンスされていますのでどうなるやら、結果をまたいずれ記事にしたいと思います。
ただ、個人的には地味にWindowsXPの終了時よりも長期で大変になる企業が少なくないと考えてます。
■パソコンというとOSばかりに目が行くけれど環境も考える。
「○○へログインできなくなった。」、「○○の入力ができない。」、「ブログが書けなくなった。」というご相談が増えていますが、その多くはブラウザの変更やサーバー内でのphp設定を変更する事で解決するようです。
例えば、納税や銀行の入力は未だにIE(インターネットエクスプローラー)ブラウザじゃないといけないと言われる方がいる反面、バリューコマースのアフィリエイター登録画面などはIEブラウザでは動作しないPGがあります。ホームページで動作がおかしいと何もかもそのホームページが悪いと思われる方も少なくありませんが、お使いのパソコン環境が原因となっている事も少なくないのです。
今は、ブラウザも複数を使い分ける時代ですが、全てのブラウザに対応させ続けるのは不可能です。特に、下位互換はリスクしかありません。かつて日本でのシェアを95~98%占めていたIEもそろそろ本当に終了させないといけないと思います。ただ、まだIE利用者が多いのも事実ですから判断が難しい所です。
Windows10でも都合上わざわざIEを規定に設定されている方もいます。
世界的な基準ではプログラムは2つ前のバージョンまでサポートすると考えられていますが、EdgeとIEを地続きで提供するのではなく「何月何日にIEは終了します。Edgeへの移行をお願いします。」とアナウンスすべきでした。Edgeを知らないもしくはIEブラウザと同じだと思っている方も未だに多い事を実感します。
Microsoftの「IEは使わないでください。」という警告のアナウンスはほとんど届いていません。
同じように2017年1月10日にサポートが終了したWindowsLivemailを未だに使われている場合もリスクは大きいです。よくWindows10は使いにくいとかWindows8は待った方が良いか言われていましたが、僕の場合は取り敢えず最新にしとけの精神で更新しています。
使う人が多ければ何か起こってもその対策もまた早いものです。
■永遠に続くサービスなんてないのですね。
先日のこと、Twitterから2019年12月11日までに6ヶ月以上ログインのないアカウントを凍結する方向で検討中というニュースが流れて話題になりました。これは反響が強くて亡くなった方のアカウント保護の方法が確立されるまで凍結作業には入らないという事で落ち着いています。
ただ、同じようにサービスの見直しや終了の発表が相次いでおり、パソコン及びインターネットの環境が変わっている事を感じずにはいられません。他にはこんなものもあります。
・Adobe Flashサービス終了(2020年末)
・アメーバピグサービス終了(2019年12月2日22:00)
ここのところ次々に発表されるので探してみると他にもいろいろい出てきそうですね。また気になるニュースがあればご紹介したいと思います。しかし、皆さんが思っているよりも案外と簡単にパソコン環境には慣れるものですよ。
今回はちょっと月末で時間が無いのでパソコンのネタ記事にしました。