夜空の星々を見ていると自分はちっぽけだと感じる…かどうかは別にしても美しい。

夜空の星々を見ていると自分はちっぽけだと感じる…かどうかは別にしても美しい。

星空の魅力に思う。

■星座の話をする前にちょっとだけ干支の話

犬派か猫派かという話題の一つに干支に戌年はあるのに猫年は何故ないのか?というものがありますね。なんでも十二支の順番を決めるレースで猫は虐めていたネズミから日頃のし返しとして嘘の日程を知らされてレースに参加できなかったとかレースの最後にある川で流されて神殿にたどり着けなかったという事になっています。

しかし、ひねた考えでみると犬も分類上は「ネコ目イヌ科」に分類されますので実は猫だと言えなくもありません。ちなみに当の猫は「ネコ目ネコ亜目ネコ上科ネコ科」であり、ネコ目で調べればクマやアザラシ、イタチやスカンクも猫のカテゴリに入ねといいます。

こういった呼び方の妙は他にもいろいろ見受けられます。

例えば、青信号がそうです。当初は緑信号とも言われていたらしいですが表現と慣れ親しみで緑ではなく青として広まったという話を聞きます。そもそも日本においても「青」という言葉が「緑」よりも先に生まれていたため文化的な表現の中で緑は青のグループに含まれてしまう傾向があるそうなのです。

さて、それでは星座の名前についても考えてみましょう。

■専門的では無くて星座のモヤっとする話

星座ですが、公式には88星座あります。そして、その星座には様々な視点から名前がつけられています。まず、神話よりアンドロメダ座を初めとした人名、次に御者、牛飼い、蛇使いといった職業(?)を表現したもの。それから、道具や動物です。

考案されたのが古代から1700年半ばまで歳月の幅がありますので、その中には不自然な名前だと感じるものも少なくありません。特に道具の名前を付けた星座のチョイスには驚かされます。確かに、王族を表す道具や船の航海(建築)を連想させるものの名をつけられているのは理解できます。例えば、かんむり座、コップ(杯)座、てんびん座等がそうです。

しかし、88星座の一覧を見て「ん?」と感じるものがあればは、多くは1700年代半ばにラカーユが考案しているものではないかと思います。(彫刻刀座、画家座、顕微鏡座、時計座、望遠鏡座、ポンプ座等)

個人的に気になるものはダントツに「彫刻室座」です。

「室」って名付けている状況がもう謎です。これが彫刻家を意味していると説明されても「あぁ。それなら分かるな」とはなりません。

動物の名前をつけた星座も「こ」が多いみたいです。こいぬ、こぐま、こうま、こじし、こぎつね(狐座は無いのに)。それから猫は「ヤマネコ座」に対して犬は「いぬ座、こいぬ座、猟犬座、オオカミ座、」の4つあり、やや犬派の方に軍配が上がります。おそらく生活の中で人と犬との関わりが大きかったのでしょう。

鳥の星座については特別感が気になります。一括りに「大きな鳥座」、「小鳥座」なんて言い方はしていません。ざっと見るだけで極楽鳥、鷲、鳩、カラス、白鳥、鶴、クジャク、鳳凰、きょしちょう(オオハシ)と実に9種類、全体の1割以上です。

昔の人は大空を舞う鳥に何を見たのでしょうか?

これが犬だったらゴールデンレトリバー座、シェットランドシープドッグ座、コーギー座、アイリッシュウルフハウンド座、柴犬座とかになるわけですかね。

■空気が澄んだ夜には星空が美しく見える。

そんなに星座について詳しくなくても夜空にオリオン座を見つけるとまるで星と星が線で繋がった星座に見えているような錯覚になり感動します。別に、星座を知らなくても夜空の星々にあこがれるのはなぜなのでしょう?

黙って見上げているだけでも良いですし、月食や流星群と聞くと眺めずにはいられません。

そう言えば初めて月の表面が見えた時は感動しましたね。特別な理由はありませんがちょっと寒いなと感じた夜に星空を見上げるのも良いかも知れませんね。

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