動物に使う笛というと思い浮かべるのは犬笛、鳥笛それとも・・・。いろんな動物の笛をご紹介。

動物に使う笛というと思い浮かべるのは犬笛、鳥笛それとも・・・。いろんな動物の笛をご紹介。

動物へ使ういろいろな笛。

■愛犬や愛猫の躾に使われる犬笛をご存知ですか?

「動物に使う笛は?」と聞かれて皆さんが一番に思い浮かべるものはやはり「犬笛(ドッグホイッスル)」でしょう。一般的な人間の耳では20000Hzまでしか聞き取れないと言われていますが、この犬笛は16000~22000Hzまでの範囲の音を出すことが出来てその周波数は人間の持つ聴覚を大きく上回っています。

この犬笛、名前こそ「犬」という文字がついていますが愛犬だけでなく愛猫の訓練にも使用されているというのは皆さんご存知でしょうか?

低い音の聞き分けなら人間と大差はないものの犬の聞き取れる高音は人間の倍となる約40000Hzに対して、猫の聞き取れる高音は100000Hzと実に人間の5倍となっているから驚きです。そう言えば猫は男性よりも女性に懐き易いと聞きますが、これは猫が低い音を聞き取るのが苦手だからというのが理由だそうです。

猫好きの男性で赤ちゃんにするように高い声で話しかける方がいますが案外と理にかなっているんですね。

なお超音波でネズミを駆除する装置もありますし犬笛の音色が人に聴こえないからというって愛犬、愛猫の側で強く吹いたり必要以上に遊びで吹いたりはしないようご注意しましょう。

犬好き、猫好きの方であれば「犬笛」を一つくらい持っていても躾に役だって良いかも知れません。また、犬笛の中にはスライド式で音の高さを調整できるものもありますのでご興味があればそちらも一度お試し下さい。

■バードウォッチングで鳥たちとのコミュニケーションできる楽器。

動物の笛と言えばもう一つ、バードホイッスル(バードコール)も有名です。

擬音笛とも呼ばれており笛のように拭いたり、手の内でねじったりして鳥の鳴き声を表現します。バードウォッチングでは鳥を呼び寄せたり、コミュニケーションをとるためのアイテムです。

僕個人としてはバードコールの方が好きなのですが、正直に言って上手に音を鳴らすことは出来ませんでした。まぁ、練習はしたつもりでも「鳥の鳴き声かな」という程度にしか音を出せていません。その上、肝心なバードコールの音で鳴き声のリズムを奏でるにはコツが必要です。

鶯、カッコー、ホトトギス、いろいろな鳥の鳴き声を聞き分けるのと音を出すのでは勝手が違いますね。

また、擬音笛には小鳥のさえずり音が出せる「水笛」もあって使いこなせるとすごく気持ちが良いです。楽器に分類されるものもあって皆さんが思っている以上に澄んだ音色を楽しめます。他にもカッコウやカラスなど特定の鳥の鳴き声を出せる笛もありますのでいろいろと見てみるだけでも面白いですよ。

■愛車を事故から守る動物との衝突防止の警笛「鹿笛」

最後にご紹介する笛は「鹿よけの笛」です。

笛と言っても愛車に設置して使用する「警笛」で北海道にお住まいの方やレンタカーをよく利用するという方はご存知かも知れません。「鹿笛」や「動物避け警笛」とも呼ばれており愛犬や愛猫といった動物と車との衝突を防ぐために使用されます。

夜間の山道で車のヘッドライトに向かってくる習性のある動物に人には聞こえない超音波の警笛を出して道路に出てこないようにする仕組みなのですが既に道路上に入る動物や100%の効果があるというものではあません。しかし、これを設置する事で動物との衝突事故は減少していると聞きます。

僕自身も車で夜間に山道を通る機会があるのですが、うさぎ、イタチ、鹿、猿、猪、たぬき等、こんなところに住んでるんだと驚きながらも数多く経験しています。中でも親子連れの猪には一旦停止をして避けているところに体当たりをくらわされてスモールランプを壊されました。

まだ徐行していたところでしたしぷつかった猪もそのまま逃げていく程度のもので良かったですが、鹿との衝突で死亡事故が出るなど深刻なニュースも多いといいます。

住んでいる地域に関係なく飛び出してきた動物と衝突したという経験がある方も少なくないと聞きますし、鹿よけの笛はデザイン的にもお車のイメージを損なうものではありませんしドライブしていてうるさい音を出すというものでもありませんので安全対策の一つとして取り付けられてはいかがでしょうか?

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