■自分のオリジナルを主張する事と他人のオリジナルを認めない事の妙。
絵を描いてSNSで公開している知人がいますが、ある時インドからメールが届いてそれには「あなたは私の作品を真似ていますね。」と書いてあったそうです。もちろんオリジナルの作品を公開していたのですが世界と繋がるという事は素人とプロの垣根を超えてこういうリスクもあるという事なのでしょう。
また、同じ作品に対してもオリジナルと紹介すれば「〇〇の影響を受けてる。」、模倣作品ですと紹介すれば「似ていない。」と反応する層が一定数あるといいます。
僕もIT関連の仕事をしているのでWEBサイトをまるまるコピーされたという経験がありますが、部分的に「真似られた」かどうかまでをネット上にある膨大な情報の中でどう証明すれば良いのでしょうか?
著作権の主張に関するニュースの増加や映画、漫画、小説等のコンテンツビジネスのマンネリ化もこれらの原因の一つかも知れません。ラブコメの邦画や異世界転生ものの小説等は観ない人達からするとほとんどが同じ内容に思えて「何匹目のどじょう狙いなんだ」という感じですが、好きで観ている人達にとっては違いが分かるものなんだと思います。
そう言えば好きな作品のメディア展開に一喜一憂する気持ちを考えると理解できますね。
■他の作品からの影響が全くないオリジナル作品を作る難しさとは?
まずは簡単ではありますが、リブート、リスペクト、パロディetcの関係図をご覧ください。
これを見ると万人が認める完全オリジナルなんて難しく思えてきます。面倒なのでこのサイトの文章は全てオリジナルで書いていますが、それを証明しろと言われたら・・・出来るのかな?
■それでもオリジナルのグッズ作成や自費出版等はSNSと同様に自己表現の一つです。
最近では小ロッド(50個、100個単位)からお菓子や文具、アクリルキーホルダーやTシャツ等のオリジナルグッズを作成する事が可能になっています。また、自費出版は少し前まで小ロッドでは受注しておらず費用の目安が300万円程からでしたが、最近では1冊からの注文が可能になっているみたいです。
そう言えば、チロルチョコに会社のロゴを印刷してバレンタインデーに配布するサービスをしているお店もあると聞きます。
今や楽器やクリアファイル、車やスマホケース等どんな物でもオリジナルで作成する方法があるらしく自分のオリジナルグッズを作るのも良いかなと思うのでした。
▼いろいろなノベリティグッズの作成サービスがありますよ。
価格:7,480円 |