■「突発性難聴」になってから慌ててネットで調べて状況を把握する。
土曜の夜の事、テレビを観ていて突然耳に違和感を感じました。全く痛みはなく「今、右耳に軽い痺れを感じたな。」といった具合です。その他には何もなかったのですが、ふと耳元の髪をかき上げた時に血の気が引きました。
全く何も聴こえなかったのです。
こればかりは経験してみないと分からないと思いますが、髪の毛の擦れる音、血液の流れ、耳の周りはいろいろな音に溢れています。「見えなくなる」、「話せなくなる」、「聴こえなくなる」は比較されて話題になる事がありますが、「音のない世界で生活していく事」と「聴こえていたものが聴こえなくなる事」の恐怖は質が違うようです。
そもそも以前、「耳石」がずれてバランスが取れなくなり動けなくなる経験もしていたのですが、取り敢えず今回の場合は身体の方には何も影響が出てない様でした。
気持ちが落ち着いてスマホで突発性難聴について調べたのですが、病院サイトはどれも専門用語ばかりで理解できません。せいぜい頭に入ってきた事と言ったら「発症する原因は不明」、「48時間以内に治療を始める事が肝心」ぐらい・・・って映画か!
しかし、今が土曜の夜のため月曜までは治療が始められず・・・患者の不安も「休診」には勝てる訳がなくかと言って救急車を呼ぶ勇気もないので大人しく月曜日を待つ事にしました。
■ストレスをためない様な生活を心がけてくださいといったお医者様の忠告
はい、半月ほど即入院になりました。病院で言われた事(で覚えている事)は「治療の流れ」と「入院案内」、それに「原因は分かりませんがストレスをためない生活を心がけてください」という事。
もちろん治療はお医者様を信頼して規則正しい生活を心がけますが、社会生活を営む上でストレスをためないという事柄はほぼ不可能な事です。そもそも入院自体がストレスですし、SBRのジョニィ風に言えば「できるわけがぁないっっ!、4回言ったぞ。」というところでしょうか?
何より入院中は治療よりもシャワーがストレスでしたね。水が掛かっている刺激があるのに右耳からは何も聴こえないんです。
確かに「マトリックス」みたいなSFの世界で個人のvirtual世界で生涯を送るのであればノンストレス生活の実現も可能かも知れませんが、ストレスを感じない様にするなんて僕には無理な相談に思えてきます。
今の世の中は個人の尊厳を大切にする方向へ進んでいるようですが、その事がまた新たなストレス社会を作ったりしているのですから皮肉な話です。
さて、肝心の治療については正直言って何を点滴されているのか分かりませんでしたがそれ以外の時間はずっとヘッドホンをして音楽を聴いていました。4~5日経過して微かに音が右耳から聞こえてきたのは嬉しかったですね。
■ストレスがたまらないように「予防」するなんて事は不可能な事なのです。
多くの病気の話において原因の一つはストレスだと耳にします。また軽いストレスは生活の張り合いになるのかも知れません。ジェットコースターやホラー映画もストレスの疑似体験ですし多少は必要なものなのでしょう。
しかし、コントロールできない人間関係や仕事上のストレスも確かにあり、最近では産業医の指導でも企業においてストレスチェックの診断をされています。やはり、自ら楽しめる許容範囲のストレス以外は受けないに越した事はありません。
ストレスそのものを感じなくて済む生活は難しいものです。毎日、身体を動かしたりスポーツに汗を流したりも時間の確保が難しいでしょう。そんな多忙な方もせめて自分に合った解消グッズでその日のストレスを軽減して気持ち良い眠りにつきたいものです。
ちなみに、この後に眼もやらかすのですがそれはまた別のお話で、いやはや。
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